2026.08.21
年代別メンズ下着の選び方の違い|60代でブリーフが3割超になる販売データ
「そろそろこの形は年齢的にどうなのか」と考えたことはありませんか。下着の形に年齢制限はありませんが、実際の選び方には年代ごとの傾向が確かにあります。
下着通販のSHIROHATOの販売データを、購入者の年代別に集計しました。対象は生年月日が登録されている購入分です。
年代別の形状構成比
まず結果です。年代ごとに、どの形をどれだけ選んでいるかを並べました。
年代別の形状構成比と平均単価(生年月日が登録されている購入分)| 年代 | ボクサー | ブリーフ | ビキニ・Tバック | トランクス | 単価指数(全体平均=100) |
|---|
| 〜20代 | 43.1% | 13.6% | 40.9% | 2.4% | 108 |
| 30代 | 45.8% | 15.1% | 34.6% | 4.5% | 121 |
| 40代 | 47.8% | 16.4% | 31.6% | 4.2% | 100 |
| 50代 | 44.6% | 20.3% | 31.0% | 4.0% | 98 |
| 60代 | 27.9% | 32.6% | 37.0% | 2.5% | 93 |
| 70代以上 | 41.2% | 31.6% | 24.4% | 2.9% | 95 |
購入者の加重平均年齢は51.9歳。40代・50代が中心層で、この2つの年代で全体の約6割を占めます。
集計対象:SHIROHATOの国内販売チャネル(本店および複数の販売モール)における2025年8月〜2026年7月の売上実績。返品・キャンセル分を除いた販売数量ベース。海外向けモールおよび卸・社内販売は集計から除外しています。年齢は2026年時点の満年齢。生年月日が未登録の購入は集計対象外です。モール経由の購入では会員情報が取得できない場合があり、実際の年齢分布とは差がある可能性があります。
60代でブリーフが増える理由
もっとも目を引くのは、ブリーフの構成比が年代とともに上がることです。〜20代では13.6%にすぎませんが、50代で20.3%、60代では32.6%まで上昇します。
逆にボクサーパンツは40代の47.8%をピークに、60代では27.9%まで下がります。同じ年に同じ商品が並んでいるなかでの選択なので、これは世代による好みの差です。
背景には、その世代が若い頃に主流だった形の影響があると考えられます。ボクサーパンツが一般化したのは1990年代以降で、それ以前に下着を選び始めた世代にはブリーフのほうが馴染み深い。最初に慣れた形は、その後も選ばれ続ける傾向があります。
もうひとつは実用面です。ブリーフは丈が短いため、太ももに生地がまとわりつかず、脱ぎ履きもしやすい。着脱のしやすさを重視するようになると、合理的な選択になります。
グンゼ GUNZE 快適工房 半袖 丸首 Tシャツ メンズ インナー 綿100% クルーネック 日本製 抗菌防臭(¥968):長く支持されている定番のブリーフ。綿の質感と着脱のしやすさが評価されています。
平均単価は30代がピーク
価格の面でも年代差がはっきり出ました。
平均単価がもっとも高いのは30代。以降は年代が上がるにつれて下がり、60代では1,934円、70代以上では1,978円となります。
30代はデザイン性の高いブランド商品を選ぶ比率が高く、一方で年代が上がるとまとめ買いで実用品をそろえる比率が高まる。この違いが単価に表れていると読めます。
ただし単価が低いことは「安く済ませている」とは限りません。手頃な定番品を必要枚数そろえて計画的に更新するというのは、下着の使い方としてはむしろ合理的です。
グンゼ BODY WILD メッシュストレッチ テーパードパンツ メンズ ビジカジ リモートワーク GUNZE ボディワイルド(¥3,960):手頃な価格帯で必要枚数をそろえやすい商品。計画的な買い替えに向いています。
年齢とともに変わる「選ぶ基準」
データから離れて、年代ごとに変わってくる観点を整理しておきます。
見た目から快適さへ
20代から30代は、デザインやブランドが選択の軸になりやすい時期です。実際に平均単価が高く、ビキニタイプの比率も高くなっています。
40代以降は、一日履いていて疲れないか、締めつけがないか、といった快適さの比重が上がります。長時間のデスクワークや立ち仕事のなかで、下着のストレスが体調に響くことを実感するようになるからです。
体型変化とサイズ
ウエスト寸が変わると、同じサイズでもフィット感が変わります。「昔からLだから」で選び続けると、食い込みやずり下がりの原因になります。数年おきにウエストを測り直してサイズを見直すのが確実です。
体型が変わってきた場合、形を変えるという選択もあります。ウエスト位置が下がってきたなら、丈の長いボクサーパンツよりブリーフのほうが安定することがあります。
肌の変化と素材
年齢とともに肌は乾燥しやすく、刺激に敏感になります。化学繊維で問題なかった方が、ある時期からかゆみを感じるようになることもあります。
その場合は綿の比率が高いもの、縫い目が肌に当たりにくいもの、タグが直接触れない仕様のものを選ぶと改善することがあります。素材表示を確認する習慣をつけておくと、原因の切り分けが早くなります。
グンゼ GUNZE 快適工房 フィットボクサーパンツ メンズ 前あき 綿100% 抗菌防臭 日本製(¥1,056):綿を主体にした定番品。肌への当たりが気になる方はまず素材構成を確認するのが基本です。
グンゼ BODYWILD by BEAMS DESIGN アーチサポート スニーカー丈 ソックス メンズ 25-27cm GUNZE ビームス ボディワイルド(¥495):長年支持されているブランドの商品。着用感の安定を重視する方に選ばれています。
まとめ
年代別のデータでは、ブリーフの構成比が〜20代の13.6%から60代の32.6%まで上昇し、平均単価は30代をピークに年代とともに下がるというはっきりした傾向が出ました。
とはいえ、これは「その年齢ならこうすべき」という話ではありません。大事なのは、年齢とともに体も肌も変わるので、選ぶ基準を更新したほうが快適になるということです。
何年も同じものを買い続けている方は、一度サイズと素材を見直してみてください。
よくある質問
Q1. 年代によってメンズ下着の好みは変わりますか?
変わります。SHIROHATOの販売データでは、ブリーフの構成比が〜20代の13.6%から60代の32.6%まで上昇します。
Q2. メンズ下着の平均単価が高い年代はどこですか?
30代で2,518円です。以降は年代とともに下がり、60代では1,934円でした。
Q3. 年齢が上がったら下着の選び方を変えるべきですか?
体型と肌の状態は変わるので、基準の見直しには意味があります。数年おきにウエストを測り直す、かゆみが出るようになったら綿の比率が高いものを試す、といった調整が有効です。