2026.09.20
秋のキッズパジャマ|寝冷えを防ぐ長袖パジャマの選び方
夜になると窓の外から虫の声が聞こえるようになり、寝室の空気もひんやりしてくる季節です。ところが子どもは寝相が悪く、朝起きてみると布団を蹴飛ばしてお腹を出したまま眠っている、というのが秋の風物詩。「また掛け直したのに」と、夜中に何度も起きて布団をかけ直している保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は、布団を追いかけるよりも確実な寝冷え対策があります。それが、パジャマそのものを季節に合ったものに替えることです。今回は、下着通販のSHIROHATOが、秋のキッズパジャマの選び方を素材・形・サイズの視点から解説します。子どもが自分から着たくなるデザインのアイテムもあわせてご紹介します。
なぜ秋に寝冷えしやすいのか
秋に寝冷えが増えるのには、はっきりした理由があります。ひとつは、一晩のうちの気温差が大きいことです。9月から10月にかけては、寝入りばなの21時にはまだ25℃近くあっても、明け方4時から5時には18℃前後まで下がる日があります。寝るときにちょうどよかった格好では、朝方に寒くなってしまうのです。
もうひとつは、子どもの寝入りばなの体温変化です。子どもは眠りにつくとき、手足から熱を放出して体の内部の温度を下げます。このとき一時的にたくさん汗をかきます。夏ほど暑くない秋でも、寝入って30分から1時間のあいだに背中やうなじがしっとりするのはこのためです。この汗が乾かないまま明け方の冷え込みを迎えると、体温が奪われます。
そして三つめが、寝相です。特に3歳から小学校低学年くらいまでのお子さまは、一晩に何度も寝返りを打ち、布団から出てしまうことが日常茶飯事です。布団に頼った寝冷え対策には限界があると考えたほうが現実的です。
つまり秋の寝冷え対策は、「布団をかけ直す」のではなく「布団が外れても大丈夫な格好にする」という発想に切り替えることが近道になります。その主役になるのがパジャマです。
寝冷えを防ぐパジャマの3条件
秋のキッズパジャマを選ぶとき、押さえておきたい条件は3つです。
01.お腹が出ない形
最も重要なのがこれです。どれだけ暖かい素材でも、寝返りのたびにトップスがめくれ上がってお腹が出てしまっては意味がありません。上下セットのパジャマを選ぶときは、トップスの着丈が十分にあり、パンツのウエストと重なる長さがあるかを確認しましょう。
前開きのボタンタイプよりも、かぶりタイプのほうがめくれ上がりにくい傾向があります。また、腹巻付きのパジャマや、ウエストがゴムで安定しているロングパンツを合わせると、お腹まわりの露出をぐっと減らせます。
確認の方法は簡単です。お子さまに着せたまま、床に寝転がって左右にごろごろ転がってもらってください。それでトップスの裾が上がってこなければ合格です。遊びの延長で試せるので、嫌がられずに確認できます。
02.汗を吸う素材
寝入りばなの汗をきちんと吸ってくれる素材であることも大切です。肌に触れる面が綿100%や綿主体のものを選ぶと、汗を吸って肌をさらりと保ってくれます。ポリエステル100%の起毛素材は暖かい反面、汗を吸わないため、汗っかきなお子さまには蒸れて感じられることがあります。
近年は、表面がふんわりした起毛でありながら、肌側は綿100%という二層構造のパジャマも増えています。暖かさと吸湿性を両立できるので、寝汗をかきやすいお子さまにはこうしたタイプがおすすめです。
03.厚すぎないこと
意外に思われるかもしれませんが、秋のパジャマは厚すぎないほうが快適です。子どもは大人より体温が高く、寝ているあいだも熱を発しています。冬用のもこもこパジャマを10月から着せてしまうと、寝入りばなに大量の汗をかき、それが乾かずに冷えるという逆効果を招きます。
目安として、9月から10月上旬は薄手の長袖ニットやスウェット地、10月中旬から11月にかけてキルトや裏起毛、というように段階的に厚くしていくとちょうどよく回ります。暖房を使い始めたら、もう一段薄くする調整も必要になります。
「寒そうだから厚く」ではなく、「寝入りばなに汗をかきすぎないか」を基準に選ぶ。これが秋のパジャマ選びのコツです。
秋におすすめのキッズパジャマ
ここからは、秋の時期に着せやすいキッズパジャマをご紹介します。お子さまが「これがいい」と自分で選べるデザインだと、寝る支度がスムーズになるという副次効果もあります。
01.9月から10月上旬の薄手タイプ
ピクミン 2TOPS ニットパジャマ 上下セット ジュニア キッズ 110 120 130 140 PIKMIN(¥2,722)は、トップスが2枚付いたニットパジャマの上下セット。厚手になりすぎないニット地なので、まだ暑さの残る9月から着られます。洗い替えのトップスがあるのも便利です。
02.10月からの本格的な冷え込みに
すみっコぐらし 猫爪キルト パジャマ 長袖 トップス ロングパンツ 上下セット キャラクター ルームウェア キッズ 100 110 120(¥2,294)は、キルト生地で空気の層をつくるタイプの上下セット。ロングパンツとの組み合わせで、布団が外れてもお腹や足を冷やしにくくなっています。
ピクミン PIKMIN 光る起毛パジャマ 上下セット 男児 女児 ジュニア キッズ ボーイズ ガールズ 肌側綿100% 長袖 110 120 130 140(¥2,637)は、外側が起毛で暖かく、肌側は綿100%という二層仕様。汗を吸いながら保温もできる、秋から冬にかけての主力になるパジャマです。
03.小さいお子さまにはこちら
すみっコぐらし キッズ ルームウェア パジャマ ポシェット風 裏起毛 上下セット 長袖 ロングパンツ ジュニア(¥1,639)は、100〜120サイズ展開の裏起毛パジャマ。園児さんくらいのお子さまに向いたサイズ感で、パジャマを嫌がるお子さまも喜んで着てくれそうなデザインです。
04.高学年・中学生の女の子に
ラブトキシック カレッジさがら刺繍 裏起毛 長袖ロングパンツ ルームウェアセット パジャマ 上下 女の子 140 150 160 Lovetoxic(¥2,622)は、140〜160サイズの裏起毛ルームウェアセット。パジャマらしさが控えめなデザインなので、おうちで過ごす休日の部屋着としても使えます。
ラブトキシック Lovetoxic ルームウェア パジャマ 上下セット スウェット 長袖 ロングパンツ ジュニア キッズ 女の子 トレーナー(¥3,278)は、150〜165サイズのスウェット素材ルームウェア。厚すぎず、暖房を使い始める時期にちょうどよい厚みです。
パジャマの下に何を着せる?
「パジャマの下に肌着は必要ですか」という質問もよくいただきます。結論から言えば、着せたほうが快適に眠れるケースが多いです。
理由は寝汗にあります。パジャマ一枚だと、寝入りばなの汗を直接パジャマが吸い込みます。パジャマは生地が厚いぶん乾きにくく、濡れたまま朝を迎えることになります。薄手の肌着を一枚はさんでおけば、肌着が汗を受け止めてくれるので、肌に触れる面はさらりと保たれます。
選ぶ肌着は、薄手の綿100%タンクトップや半袖シャツで十分です。厚地のあったかインナーは、パジャマとの組み合わせでは暑くなりすぎることがあるので、真冬まで待ちましょう。
また、パジャマのサイズは少し余裕のあるものを選ぶと、寝返りが打ちやすくなります。ぴったりサイズだと動きが制限され、かえって寝つきが悪くなることがあります。ただし大きすぎると裾を踏んで転倒する危険があるので、ワンサイズ上までにとどめてください。
腹巻を使うという選択肢もあります。パジャマの下に薄手の腹巻を1枚巻いておけば、寝返りで服がめくれてもお腹だけは守られます。締めつけの弱いものを選び、本人が嫌がらないようなら試してみる価値があります。
寝室の環境も合わせて見直しましょう。窓際にベッドがある場合は、窓からの冷気が直接あたっていないか確認を。カーテンを厚手のものに替えるだけでも、明け方の室温が変わってきます。
寝室の温度で決める、寝るときの組み合わせ
パジャマの厚みは、カレンダーではなく寝室の温度で決めると外しません。同じ10月でも、暖房を入れる家と入れない家では必要な厚みが違います。
寝室の温度別・パジャマと掛けるものの組み合わせ| 寝室の温度 | パジャマ | 下に着るもの | 掛けるもの |
|---|
| 22度以上 | 半袖 | なし | タオルケット |
| 18〜22度 | 長袖(薄手) | なし | 薄手の掛け布団 |
| 15〜18度 | 長袖 | 半袖肌着 | 掛け布団 |
| 15度未満 | 長袖(厚手) | 長袖肌着 | 掛け布団+毛布 |
迷ったときは、着せるより掛けるほうで足すのが基本です。掛け布団は暑ければ本人が蹴れますが、着ているものは自分で脱げません。
01.寝汗をかく子は、素材を先に見直す
「厚着させているつもりはないのに、朝になると背中が湿っている」。この場合は厚みではなく素材が原因のことがあります。
化学繊維のパジャマは軽くて乾きやすい反面、汗を吸いません。吸わないぶん汗が肌に残り、明け方に冷えます。寝汗が多い子には、綿やガーゼなど吸水性のある素材のほうが向いています。
パジャマを毎日洗うのが大変なら、下に肌着を一枚着せてください。汗を吸うのは肌着の役目になるので、パジャマは数日着られます。
よくある質問
Q. パジャマは毎日洗ったほうが良いですか?
A. 汗をかく時期は毎日が理想ですが、現実的には難しいこともあります。下に肌着を着せて、肌着だけ毎日替えるという方法なら無理なく続きます。
Q. 上下つながったつなぎタイプはいつまで使えますか?
A. トイレが自分でできるようになると、脱ぎ着に時間がかかって不便になります。トイレトレーニングが始まったら、上下が分かれたものに切り替えるほうが本人も楽です。
Q. パジャマのサイズは大きめを買っても良いですか?
A. 一つ上までなら問題ありませんが、それ以上大きいと寝返りのたびに生地がねじれて、お腹が出る原因になります。成長を見込むなら、丈ではなく袖で調整できるものを選んでください。
ぐっすり眠れる秋の夜のために
秋のキッズパジャマ選びは、「お腹が出ない形」「汗を吸う素材」「厚すぎないこと」の3点を押さえるのが基本です。布団を蹴飛ばしても大丈夫な一着があれば、夜中に何度も起きて掛け直す必要がなくなり、保護者の方の睡眠も守られます。
洗濯についても一言。パジャマは寝汗を吸っているので、見た目がきれいでも2〜3日に一度は洗いたいところです。起毛素材は柔軟剤を使いすぎると毛が寝てしまい、保温性が落ちることがあります。表示に従って洗い、しっかり乾かしてから使いましょう。
9月と11月では必要な厚みがまったく違います。薄手と厚手を1着ずつ用意しておき、その日の気温で選べるようにしておくのが理想です。洗い替えも考えると、各2着ずつあると安心して回せます。
サイズ選びで迷ったら、着丈を優先してください。身長にぴったりのサイズでも、メーカーによって着丈は変わります。トップスの裾がパンツのウエストをしっかり覆えているか、店頭や試着の際に確かめておくと安心です。
そして、お子さまが自分で「これを着たい」と思えるデザインであることも、実はとても大事な条件です。好きなキャラクターのパジャマなら、寝る支度が楽しみに変わります。夜のルーティンがスムーズになれば、寝る時間も自然と早まります。
下着通販のSHIROHATOでは、100サイズの園児さん向けから165サイズのジュニアまで、秋冬のキッズパジャマ・ルームウェアを豊富に取りそろえています。人気キャラクターのアイテムもありますので、お子さまと一緒に選んでみてください。