2026.11.07
【50代・60代のブラ選び】着けやすさと心地よさで選ぶ、前ホック・肩ひも・素材の見方
朝、後ろ手でホックを留めるのに前より時間がかかる。夕方になると肩ひもの跡が気になる。レースのちくちくが、前よりも気になるようになった。どれも小さなことですが、毎日のことなので積み重なります。今回は下着通販のSHIROHATOが、50代・60代からのブラ選びをご紹介します。
この年代のブラ選びでは、サイズや見た目に加えて、着けやすさと一日の心地よさを基準に入れるのがポイントです。着脱の方法、肩ひも、素材、締めつけ、そして家用と外出用の分け方。この5つの視点で、今の暮らしに合う一枚を探していきます。
50代からは「着けやすさ」を基準に加える
ブラを選ぶとき、多くの人はまずサイズと形を見ます。もちろんそれは大切です。ただ、50代・60代になると、それと同じくらい「毎日無理なく着けられるか」が気になってきます。
肩や腕を後ろに回しにくい日がある。肌が乾燥しやすく、縫い目やレースが当たるとかゆくなる。家で過ごす時間が長くなり、一日中きちんとしたブラを着けているのが窮屈に感じる。こうした変化の感じ方には個人差がありますが、思い当たることがあれば、ブラの選び方を少し変えるタイミングです。
体の変化に合わせたサイズの測り直しや、型の選び直しについては、40代からのブラ選び|体が変われば、合うサイズも型も変わるで詳しく紹介しています。この記事では、その先の「着けやすさと心地よさ」に絞ってお話しします。
着脱のしやすさで選ぶ
毎日のブラで、いちばん手間がかかるのは後ろのホックです。腕を後ろに回すのがつらい日があるなら、留める場所が前にある型か、ホックのない型を選ぶと、着替えがぐっと楽になります。
01.前で留める(前ホック・前開き)
前で留める型は、手元を見ながら留められるのが利点です。老眼鏡をかけたままでも、指先で留め具を確かめられます。留め具はホックのほか、ボタンやスナップのものもあります。細かい作業が苦手な人は、留め具の数が少なく大きめのものを選ぶと扱いやすくなります。
ルシアン グッドチョイス GOOD CHOICE フロントオープン ブラジャー M L LL カップ裏メッシュ ワイヤレスブラ 前開き LECIEN(¥1,485):ルシアンのグッドチョイスの、前開きのノンワイヤーブラです。前をフロントボタンで留める3/4カップで、カップ裏には吸汗速乾素材のメッシュが使われています。パッドは取り外しできないつくりです。サイズはM(バスト79-87cm)・L(バスト86-94cm)・LL(バスト93-101cm)、色はブラックと薄ベージュです。
02.ホックのない型(かぶり・ステップイン)
ホックのないブラには、頭からかぶるタイプと、下から足を通して引き上げるステップインタイプがあります。腕を上げるのがつらい日はステップイン、足元が不安な日はかぶりと、体の調子に合わせて選べます。伸縮性のある生地でできているものが多く、サイズはS・M・Lのようにバストの範囲で選びます。
ワコール Wacoal ウイング Wing 綿の贅沢 ハーフトップ ノンワイヤーブラジャー S-3L ワイヤレスブラ 耐静電気 吸放湿(¥1,683):ワコールのウイングの「綿の贅沢」のハーフトップです。素材は綿50%・ポリエステル35%・ポリウレタン15%。ホックのない、下から着用できるステップインタイプで、パッドは取り外せます。仕様には吸放湿性・制電性ありと書かれています。肩ひもは調節できませんが伸縮性があり、S〜3Lまで7色そろっています。
03.後ろホックを続けるなら
慣れた後ろホックのブラを続けたい場合は、ホックを体の前で留めてから後ろへ回す方法もあります。回すときはレースや生地を引っかけないよう、ベルトを両手で持ってゆっくり回してください。ホックの列が多いブラは、留める位置で締め具合を変えられるので、日によって楽な位置を選べます。
肩ひもの幅と食い込み
夕方、肩に赤い跡が残っているなら、肩ひもに負担がかかりすぎています。原因は、肩ひもの細さか、長さの調節のどちらかであることが多いものです。
肩ひもは、幅が広いほど重さが分散され、食い込みにくくなります。肩こりが気になる人や、バストにボリュームのある人は、商品ページの写真で肩ひもの幅を確かめてから選んでください。
もうひとつは長さです。支えが足りないと感じて肩ひもを短くしすぎると、肩に食い込むうえ、カップが上に引っ張られて形もゆがみます。ブラの支えの中心はアンダーベルトです。肩ひもは、指が1本すっと入るくらいに合わせるのが目安です。それでも落ちてくる場合は、肩ひもの付け根の位置が自分の肩幅に合っていないこともあります。
ブラジャー ノンワイヤー 脇高 プランジノンワイヤーブラジャー すりみんぐブラ SHIROHATOとトリンプの共同企画 背中すっきり 単品(¥2,970):SHIROHATOとトリンプの共同企画のノンワイヤーブラです。3/4カップで、下側が厚い内蔵パッド入り。カップの内側にはハンモックシートが付いています。肩ひもは調節でき、ホックは2段3列。エクリュ・グレージュ・ブルーグレー・ライラックなど8色から選べます。
肌に触れる素材を選ぶ
年齢とともに、肌が乾燥しやすくなったり、以前は気にならなかった素材がかゆく感じられたりすることがあります。そういうときは、まず肌に直接触れる部分の素材を見てみてください。
綿は汗を吸いやすく、肌ざわりがやわらかいので、長時間着けるブラに向いています。ただ、綿100%の生地は伸びにくいため、ブラでは綿にポリウレタンを混ぜたものや、肌側だけを綿にしたものも多く作られています。商品ページの素材欄で、本体と部分(レースなど)の素材が分けて書かれていれば、どこに何が使われているかがわかります。
素材のほかに、縫い目やタグの位置も見ておきたいところです。脇や背中に当たる縫い目、首の後ろではなく脇に付いたタグなど、着けてみて気になる場所がないか、家で試着するときに確かめてください。肌のかゆみや赤みが続く場合は、下着を替えるだけでなく皮膚科に相談してください。
アツギ ATSUGI Atsugiの肌着 本体綿100% フロントボタンブラ ブラジャー ノンワイヤー ハーフトップ 日本製 M L LL 3L 単品(¥1,980):アツギの「Atsugiの肌着」の、前をボタンで留めるハーフトップブラです。身生地は綿100%で、レース部分はナイロン・ポリウレタン。ボタンは3段1列で、パッドポケットがあります。ノンワイヤーの日本製で、肩ひもは調節できないつくりです。サイズはMから3Lまで、カフェオレと薄ピンクの2色です。
締めつけの少なさと、ワイヤー・ノンワイヤーの使い分け
締めつけが苦手になったら、まずノンワイヤーを試す人が多いと思います。家で過ごす日や、長時間座っている日には、ノンワイヤーの軽さが心地よく感じられます。
一方で、出かける日にきちんとした服を着るなら、ワイヤー入りのほうがカップの形が保たれ、服の上からのラインが整って見えます。ワイヤーが当たって痛いと感じるときは、ワイヤー入りをやめる前に、サイズとカップの形が合っているかを確かめてください。カップが小さいと、ワイヤーが胸の上にのって当たりやすくなります。
どちらか一方に決める必要はありません。過ごし方に合わせて、両方を持っておくと安心です。
01.ノンワイヤーで支えも欲しいとき
ワコール コンフォートフィットブラ ノンワイヤー ぴったりフィット ブラジャー ABC Wacoal BXC204 04G(¥4,675):ワコールのコンフォートフィットブラです。ワイヤーのない3/4カップで、両脇にサイドボーンが入っています。パッドは入っていませんが、パッドポケットがあるので必要なら足せます。ホックは2段3列。A70からC85までで、グレー・ベージュ・薄ベージュの3色です。
02.ワイヤー入りで包むように着けたいとき
ワコール Wacoal ウイング Wing バストをしっかり包み込む フルカップ ブラジャー 脇から背中なめらかシルエット CD KB2115 単品(¥3,833):ワコールのウイングのフルカップブラです。ワイヤー入りでサイドボーンもあり、パッドは入っていないつくり。ホックは2段3列で、アンダー80・85は3段3列になっています。C70からD85まで、ベージュ・ピンクベージュ・薄グレーの3色です。
家用と外出用を分けて持つ
毎日同じブラを一日中着けるのではなく、過ごし方でブラを分けると、着け心地と見た目の両方を無理なく保てます。
家用は、かぶりやステップイン、前開きのノンワイヤーなど、着脱が楽で締めつけの少ないもの。肌に触れる部分が綿のものなら、長く着けていても快適です。
外出用は、服を着たときの形を整えたい日のためのもの。ワイヤー入りや、サイドボーン入りのノンワイヤーなど、カップの形がしっかりしたものを選びます。
枚数の目安は、家用と外出用をそれぞれ2〜3枚ずつ。順番に使えば1枚あたりの負担が減り、どれも長持ちします。出かけて帰ってきたら、家用のブラに着替えて一息つく。そんな切り替えがあると、一日の終わりが少し楽になります。
よくある質問
Q. 前ホックのブラは、後ろホックより支えが弱いですか?
A. 留める位置だけで支えが決まるわけではありません。支えの中心はアンダーベルトなので、サイズが合っていてベルトが体に沿っていれば、前で留める型でも安定します。
Q. ノンワイヤーだけで過ごしても大丈夫ですか?
A. 着け心地がよく、カップやベルトが合っていれば問題ありません。服の上からの形を整えたい日だけ、ワイヤー入りやサイドボーン入りのものを使う方法もあります。
Q. 肩ひもが落ちてくるのはなぜですか?
A. 肩ひものゴムが伸びている、長さが合っていない、肩ひもの付け根の位置が肩幅に合っていない、などが考えられます。長さを調節しても落ちる場合は、型を変えてみてください。
Q. 綿のブラはすぐに伸びませんか?
A. 綿100%の生地は伸び縮みが少ないので、ブラでは綿にポリウレタンなどを混ぜた生地もよく使われます。洗濯ネットに入れて陰干しすると、長く使えます。
まとめ|着けやすさと心地よさも、選ぶ基準のひとつに
50代・60代からのブラ選びでは、サイズや見た目に加えて、着けやすさと心地よさを基準に入れると、毎日がぐっと楽になります。
腕を回しにくい日は前で留める型やホックのない型、肩に跡が残るなら肩ひもの幅と長さ、肌が気になるなら綿など肌に触れる素材を見直す。そして、家で過ごす日と出かける日でブラを分け、ワイヤーとノンワイヤーを使い分けます。
どれも、今の暮らしに合わせてブラを選ぶという考え方です。毎日着けるものだからこそ、着けた瞬間にほっとできる一枚を見つけてください。