SOCKS & LEGWEAR足もとのアイテムを、もっと知る靴下・タイツ・ストッキングは、長さや厚さ、素材の違いで、履き心地も見た目も大きく変わります。名前や数字の意味を知っておくと、服や季節、シーンに合わせて選びやすくなります。 CONTENTS 靴下・タイツ・ストッキングの違い 長さの名称 各部の名前と、つま先・かかとの形 デニールと透け感 素材の特徴 シーン別の選び方 着圧タイプについて サイズの見方 長持ちさせるお手入れ よくあるご質問 Types靴下・タイツ・ストッキングの違い 足もとのアイテムは、大きく「靴下(ソックス)」と、腰まで続く「タイツ」「ストッキング」に分けられます。タイツとストッキングは形が似ていますが、生地の厚さ(糸の太さ)で呼び分けるのが一般的です。 靴下(ソックス)ストッキングタイツ 形足先から足首〜ひざ上までの長さ足先から腰まで(ひざ下・太もも丈もあり)足先から腰まで 厚さ・透け感綿などの生地でしっかり薄手で肌が透ける厚手で肌が透けにくい よく使うシーン普段着、スポーツ、ルームウェアビジネス、フォーマル秋冬のおしゃれ、防寒 POINT! 一般的に、30デニール未満をストッキング、30デニール以上をタイツと呼び分けることが多いですが、法律や規格で決まった線引きではありません。 商品によって呼び方が違うこともあるので、迷ったときはデニール数で比べるのが確実です。 Length長さの名称 靴下は長さによって呼び方が変わります。名前は業界で一般的に使われている呼び方で、どこまでの長さを指すかはメーカーによって少しずつ違います。 名称長さの目安合わせやすい服・靴 フットカバー靴を履くと見えないくらいの浅さパンプス、ローファー、浅めのスニーカー スニーカー丈くるぶしが少し隠れるくらいスニーカー、カジュアルな服 アンクル丈くるぶしの上あたりスニーカー、ショートブーツ クルー丈ふくらはぎの下あたり普段着、ビジネス、スポーツ ハイソックスひざ下あたり制服、スカート、ブーツの中 オーバーニーひざ上あたりミニ丈のスカートやショートパンツ サイハイ太ももの中ほどまで重ね着のおしゃれ、防寒 ビジネスシーンでは、座ったときにすねの肌が見えにくいクルー丈〜ハイソックスが選ばれることが多いです。 Parts各部の名前と、つま先・かかとの形 靴下は、上から「履き口」「レッグ(筒の部分)」「かかと」「甲・足底」「つま先」に分かれます。とくに履き口・かかと・つま先の作りは、履き心地やずれにくさに関わります。 つま先の形 ラウンドトゥ足先の丸みに沿った一般的な形です。 スクエアトゥつま先にゆとりがあり、指が窮屈になりにくい形です。 5本指指が1本ずつ分かれていて、指の間がこすれにくく、汗を吸いやすい形です。 足袋型親指だけが分かれた形。和装や鼻緒のある履物に合わせやすくなります。 かかと・履き口の形 L字型のかかとかかとの形に合わせて編まれた一般的なタイプ。足に沿いやすく、ずれにくいのが特長です。 Y字型のかかとかかと部分をY字に編んで、立体的に包み込むタイプ。かかとのフィット感を重視する方に。 かかとなし(チューブ型)かかとの位置を気にせず履ける筒状のタイプ。ルームソックスなどに多い形です。 リブの履き口凹凸のある編み方で伸縮性があり、ずり落ちにくい履き口です。 ゆったりした履き口ゴムの締めつけを抑えた履き口。跡がつきやすい方や、リラックスタイムに。 Denierデニールと透け感 タイツやストッキングの「20デニール」「80デニール」などの数字は、糸の太さを表す単位です。9,000mの長さで1gの糸が1デニールで、数字が大きいほど糸が太く、生地が厚く透けにくくなります。 デニールの目安見え方選ばれやすいシーン 20デニール前後まで肌がよく透け、素肌に近い印象ビジネス、フォーマル、春夏 30〜60デニール前後ほどよく透けて、脚に陰影が出る秋口・春先、きれいめの服 60デニール前後から肌がほとんど透けない秋冬のカジュアル、防寒 POINT! 同じデニールでも、糸の種類や編み方、色によって透け感は変わります。黒は肌色のものより透け感が目立ちやすい色です。 寒さの感じ方は人によって違うので、季節の目安は気温や過ごす場所に合わせて調整しましょう。 Material素材の特徴 靴下は複数の糸を組み合わせて作られることがほとんどです。いちばん多く使われている素材が、履き心地を大きく左右します。組成表示(「綿80% ナイロン15% ポリウレタン5%」など)で確認しましょう。 素材特徴気をつけたいこと 綿肌ざわりがやわらかく、汗を吸いやすい乾きにくく、縮むことがある ウールあたたかく、湿気を逃がしやすいもみ洗いで縮みやすい。おしゃれ着用洗剤で シルクなめらかで肌あたりがやさしい摩擦に弱いので、重ね履きの内側などに ナイロン丈夫で薄く仕上げやすい。ストッキングの主な素材引っかけると伝線しやすい ポリウレタンよく伸びて、フィット感を出す熱や塩素系漂白剤に弱い アクリル・ポリエステル軽く、乾きやすい。保温性のあるものも静電気や毛玉が起きやすいことがある 靴下の「ゲージ」は編み機の針の細かさのことで、数字が大きいほど編み目が細かく、なめらかな見た目になります。素材については下着の素材の特徴とお手入れもご覧ください。 Sceneシーン別の選び方 冠婚葬祭 一般的に、結婚式などのお祝いの席では肌の色に近いベージュの薄手のストッキング、お葬式では黒の薄手のストッキングがよいとされています。厚手のタイツやカジュアルな柄物は避けるのが無難です。地域や会場、季節によって考え方が違うこともあるので、迷ったときは周りの方に確認すると安心です。 ビジネスストッキングは肌になじむ色の薄手、靴下は座っても肌が見えにくいクルー丈以上で、黒・紺・グレーなど服や靴に合わせた色を。 スポーツ汗を吸いやすく乾きやすい素材、足底にクッションのあるもの、かかとがずれにくいものを。 寒い季節厚手のタイツやウール混の靴下、重ね履きなど。暖房の効いた室内との温度差も考えて選びましょう。 Compression着圧タイプについて 脚に適度な締めつけ感がある「着圧」タイプのソックスやストッキングがあります。締めつけの強さは商品ごとに違い、「hPa(ヘクトパスカル)」などの数値で示されていることもありますが、測り方が統一されているわけではないので、ほかの商品との数字の比べ方には注意が必要です。 ご注意ください 病気の予防や治療を目的とした「弾性ストッキング」は医療機器として扱われ、一般的な着圧ソックスとは異なります。脚の症状や体調のことで気になる点があるときは、自己判断せず医師にご相談ください。締めつけが強すぎると感じたり、肌に赤みや痛みが出たりしたときは、着用をやめましょう。 Sizeサイズの見方 靴下「22〜24cm」のように、足のサイズの範囲で表示されています。範囲の境目のときは、ゆったり履きたいなら大きいほう、ずれにくさを重視するなら小さいほうを選ぶのがひとつの目安です。 タイツ・ストッキング「S-M」「M-L」などの表記で、身長とヒップの範囲が決められています。範囲はメーカーや商品によって違うので、商品ページのサイズ表で確認しましょう。 当店のサイズ表レッグウェアのサイズはサイズガイド(レッグ系)でご確認いただけます。 Care長持ちさせるお手入れ 洗い方 靴下は汚れが内側につきやすいので、裏返して洗うのがおすすめです(泥汚れが表にあるときは表のままで)。 ストッキングやタイツは、目の細かい洗濯ネットに1枚ずつ入れると、絡まりや引っかけを防ぎやすくなります。 デリケートな素材や着圧タイプは、弱水流や手洗いで、おしゃれ着用の洗剤を使うと生地を傷めにくくなります。 伝線を防ぐ履き方つま先までたぐり寄せてから、少しずつ引き上げて履きます。爪や指輪、かかとの乾燥で引っかけやすいので気をつけましょう。 毛玉・静電気毛玉は生地どうしがこすれて起こります。洗うときはネットに入れ、乾燥機の高温は避けましょう。 干し方直射日光や高温はゴムの劣化につながるので、陰干しがおすすめ。履き口ではなくつま先側を留めて干すと、ゴムが伸びにくくなります。 洗濯表示の見方は洗濯表示の見方でご紹介しています。 Q&Aよくあるご質問 タイツとストッキングの違いは何ですか?糸の太さ(デニール)による厚さの違いで呼び分けるのが一般的で、30デニール未満をストッキング、30デニール以上をタイツと呼ぶことが多いです。ただし法律や規格で決まった線引きではないため、商品によって呼び方が違うこともあります。 デニールの数字が大きいほど暖かいですか?数字が大きいほど生地が厚くなるため、暖かく感じやすくなります。ただし素材や編み方によっても暖かさは変わるので、デニールと素材の両方を見て選びましょう。 靴下のサイズが合わないとどうなりますか?大きすぎるとかかとの位置がずれたり、靴の中で生地がたるんだりします。小さすぎると締めつけを感じたり、つま先やかかとが傷みやすくなったりします。足のサイズの範囲に合ったものを選びましょう。 お葬式のストッキングは何デニールがよいですか?一般的には、肌がうっすら透けるくらいの黒の薄手のストッキングがよいとされています。地域や季節によって考え方が違うこともあるので、迷ったときは周りの方に確認すると安心です。 着圧ソックスは寝るときに履いてもいいですか?就寝用として作られた商品があります。商品ごとに使い方が決まっているので、商品ページの説明を確認し、締めつけが強いと感じたら着用をやめましょう。体調のことで気になる点があるときは医師にご相談ください。