この記事でわかること
- 高学年のからだの変化と、下着を見直すタイミング
- 女の子・男の子それぞれの下着選びのポイント
- 自分で選びたくなる時期の、親の関わり方
もくじ
- 高学年は「からだが変わり始める」時期
- 下着を見直したいサイン
- 女の子:胸の変化と、生理への備え
- 男の子:パンツの切り替えと、汗・ニオイ
- 宿泊行事や体育で気をつけたいこと
- 「自分で選びたい」気持ちとの付き合い方
- からだのことで気になったら
- よくある質問
高学年は「からだが変わり始める」時期
文部科学省の学校保健統計(令和7年度)によると、全国の子どもの平均身長は、10歳(4月1日時点の満年齢)で男子139.5cm・女子140.9cm、11歳で男子146.1cm・女子147.4cm。この年齢では女子のほうが平均身長が高く、成長の勢いがついてくる時期であることがわかります。
日本小児内分泌学会の一般向け解説では、思春期の変化は女の子が10歳ごろ、男の子が12歳ごろから始まるのが一般的とされています。女の子は胸のふくらみはじめ、男の子は少し遅れてからだつきの変化が見られるようになります。
ただし、これらはあくまで平均的な目安です。同じ学年でも、変化が早く始まる子、まだ始まらない子がいて当然です。周りと比べず、お子さま自身の変化に合わせて下着を見直していきましょう。
| 年齢(4月1日時点) | 男子 平均身長 | 女子 平均身長 |
| 9歳 | 134.0cm | 133.8cm |
| 10歳 | 139.5cm | 140.9cm |
| 11歳 | 146.1cm | 147.4cm |
| 12歳 | 153.8cm | 152.4cm |
※全国平均の値です。
下着を見直したいサイン
こんな様子があったら見直しどき
- 肌着やショーツがきつそう、すぐに小さくなる
- 着替えを見られるのを嫌がるようになった
- 白い体操服やシャツの透けを気にしている
- 体育のあと汗で肌着がべたつくのを嫌がる
- 「友だちはこういうのをはいている」と話すようになった
高学年は、からだの変化と同じくらい気持ちの変化も大きい時期です。下着の話をするときは、からかうような言い方を避け、本人の気持ちを尊重してあげてください。
女の子:胸の変化と、生理への備え
胸のふくらみはじめには「最初の1枚」を
胸の先が少しふくらんできたら、ハーフトップや胸二重のキャミソールなど、肌着に近い感覚で着られる下着から始めましょう。ジュニアブラには胸の変化に合わせたSTEP1〜3の段階があり、ふくらみはじめはSTEP1が目安です。
生理への準備も少しずつ
初めての生理の時期は個人差が大きく、高学年のうちに迎える子もいます。サニタリーショーツや学校用のポーチを早めに用意し、家で使い方を一度試しておくと安心です。詳しくは初めての生理に備えるで紹介しています。
男の子:パンツの切り替えと、汗・ニオイ
ブリーフからボクサーへ切り替える子が増える時期
高学年になると、「ブリーフは子どもっぽい」と感じて、ボクサーパンツやトランクスに切り替えたがる子が増えてきます。ボクサーパンツは、脚の付け根までおおう形で、体育や外遊びでもずれにくいのが特長です。
パンツの種類ごとの違いはブリーフ・トランクス・ボクサー どれを選ぶ?、サイズの選び方は男の子の下着サイズの選び方で紹介しています。
汗をかきやすい日の肌着選び
活動量が増える高学年は、肌着も汗を吸いやすく乾きやすい素材を選ぶと快適です。体育のある日の着替えを持たせるのもひとつの方法です。
宿泊行事や体育で気をつけたいこと
高学年になると、林間学校や修学旅行など、友だちと一緒に着替えたりお風呂に入ったりする機会が増えます。からだの変化が気になり始めた子にとっては、ちょっとした不安の種になることもあります。
宿泊行事の前に確かめておきたいこと
- 日数分の下着と、予備の1組が用意できているか
- 女の子は、生理用品のポーチとサニタリーショーツを念のため入れておく
- 使った下着を入れる袋(中が見えないもの)があるか
- 着替えやすいかぶり型・前開きなど、本人が扱い慣れた下着か
新しい下着は、行事の前に一度家で着て、着心地やサイズを確かめておくと安心です。体育のある日も、汗をかいたあとに着替えられるよう、替えの肌着を1枚持たせるご家庭もあります。
「自分で選びたい」気持ちとの付き合い方
高学年になると、下着も自分で選びたい、親に見られたくない、という気持ちが芽生えてきます。これは成長の証でもあります。
- サイズと素材だけ一緒に確認サイズ表の見方や、肌ざわりのよい素材を選ぶコツを伝えます。
- 色やデザインは本人に任せる好きなものを選べると、下着を大切に扱うきっかけにもなります。
- 洗濯や片付けも少しずつ本人に自分の下着を自分で畳む・しまうなど、できることを任せていきます。
通販なら、お子さまと一緒に画面を見ながら選べるので、売り場で選ぶ気恥ずかしさがありません。
からだのことで気になったら
医療機関への相談について
からだの変化の時期が周りの子と比べて大きく早い・遅いと感じるときや、痛みなど気になる様子があるときは、自己判断せず、かかりつけの小児科に相談してください。必要に応じて、小児内分泌の専門医を紹介してもらえます。この記事は下着選びの一般的な情報で、医療上の判断に代わるものではありません。
高学年の下着選びは、お子さまが自分のからだと向き合う最初の一歩でもあります。困りごとに寄り添いながら、毎日を気持ちよく過ごせる下着を一緒に見つけてあげてください。
よくある質問
高学年になったら、下着は全部買い替えたほうがいいですか?
一度に全部を買い替える必要はありません。サイズが合わなくなったもの、本人が困っているもの(透け・こすれ・はき心地など)から、少しずつ見直していけば大丈夫です。
女の子と男の子で、変化が始まる時期は違いますか?
日本小児内分泌学会の一般向け解説では、思春期の変化は女の子が10歳ごろ、男の子が12歳ごろから始まるのが一般的とされています。ただし個人差が大きく、きょうだいや同級生と比べて早い・遅いということもよくあります。
子どもが下着を自分で選びたがります。任せていいですか?
高学年は、身につけるものを自分で選びたくなる自然な時期です。サイズや素材の確認だけ一緒にして、色やデザインは本人に任せると、満足感も高まります。
体育のある日はどんな下着がいいですか?
汗をかきやすいので、汗を吸いやすく乾きやすい素材が過ごしやすいでしょう。女の子はずれにくいハーフトップ、男の子は脚の付け根がずり上がりにくいボクサーパンツなど、動きやすさで選ぶのがおすすめです。
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