このページでわかること
- ナイトブラの基本の役割と、研究でわかっていること
- 「垂れ防止」「バストアップ」「睡眠の質」など、よく聞く説の根拠
- 胸の形の変化に関わるとされる要因
- 商品ごとに異なる設計と、商品ページで確かめたいこと
もくじ
- まとめ
- よく聞く説と、その根拠
- 胸の形の変化に関わるとされる要因
- ナイトブラのつくりと、研究の状況
- 寝るときに気をつけたいこと
- 商品名の言葉と、商品ページで確かめたいこと
- よくある質問
まとめ
ナイトブラの基本の役割は、寝ている間のバストを包んで、揺れや横への流れを抑え、楽に休めるようにすることです。一般的なナイトブラについて、着けて寝ることで胸の形が変わる、垂れを防げる、大きくなる、よく眠れるようになる、といったことは、研究ではまだ確かめられていません。
ただし、ナイトブラは商品によって設計がさまざまです。パワーネットや補整パターンでバストの位置を支えるもの、脇高のカップで横流れを抑えるもの、姿勢を意識しやすい背中のつくりのもの、医療機器の認証を受けた磁気治療器を組み込んだものなどがあります。気になる商品は、商品ページで具体的なつくりや機能を確かめて選ぶのがおすすめです。
よく聞く説と、その根拠
ナイトブラについてよく見かける説を、研究や公的な情報で確かめました。ここでの判定は、一般的なナイトブラについての研究の状況です。
「寝ている間にクーパー靱帯が伸びて垂れる。ナイトブラで防げる」
確かめられない
クーパー靱帯は、乳房の中にある結合組織です。「寝ている間に伸びる」と書かれた記事は多いのですが、寝ている間の靱帯の状態を調べ、ナイトブラで垂れが防げるかどうかを確かめた研究は見つかりませんでした。米国の医療機関の解説には、この考えに慎重な見方もあります。一方で、寝返りや横向きのときのバストの横流れや位置のずれを抑えることを目的に設計された商品は多くあります。
「ナイトブラでバストアップ・育乳できる」
確かめられない
着けるだけでバストそのものが大きくなるかどうかを確かめた研究は、見つかりませんでした。商品名や説明にある「バストアップ」「育乳」などの言葉は、カップの形や補整パターン、パッドなどで、着けている間のバストを支えたり寄せたりするつくりやシルエットを表していることが多くあります。どのような設計かは商品によって異なるため、商品ページの説明で確かめましょう。
「ナイトブラで血行やリンパの流れがよくなる」
商品による
一般的なナイトブラについて、血行やリンパの流れがよくなることを示した研究は見つかりませんでした。一方で、磁気治療器を組み込み、管理医療機器としての認証を受けた商品もあります。その場合は、認証を受けた範囲の効能・効果が商品ページに記載されています。医療機器かどうかは、商品ページの「管理医療機器」の表示や認証番号で確かめられます。
「ナイトブラを着けるとよく眠れる」
確かめられない
メーカーが少人数で行った着用テストの発表はありますが、第三者が検証した研究は見当たりません。眠りやすさは、寝具や室温、生活習慣など多くのことに左右されます。体に当たるものがなく、締めつけを感じないことは、楽に休むための条件の一つと考えるのが自然です。
「ブラを着けて寝ると乳がんのリスクが上がる」
誤りとされる
米国で閉経後の女性を対象に行われた研究では、1日の着用時間、ワイヤーの有無、カップサイズ、着け始めた年齢のいずれも、乳がんのリスクとの関連は見られませんでした。乳がんについての正しい情報は、国立がん研究センターのがん情報サービスなど公的な情報で確かめるのがおすすめです。
「運動中はブラで支えると揺れが小さくなる」
本当
英国ポーツマス大学の乳房健康研究グループなどが、運動中のバストの動きを測る研究を続けており、スポーツブラで支えると揺れが小さくなることが報告されています。寝ている間のバストの動きを測った研究は見つかりませんでしたが、包んで支えるつくりが揺れを抑えるという考え方は、ナイトブラの設計にも生かされています。
胸の形の変化に関わるとされる要因
米国の形成外科の学会で発表された研究では、胸の下垂(下がって見えること)に関わる要因として、年齢、体重(BMI)、妊娠の回数、もとのカップサイズ、喫煙などが挙げられています。この研究は、ブラの着用そのものを調べたものではありません。
胸の形は、年齢や体重の変化、妊娠・出産など、さまざまなことの影響を受けて少しずつ変わっていくとされています。ナイトブラは、そうした変化の中で、寝ている間も楽に、バストを包んで過ごすための下着として選ぶと、自分に合う1枚を見つけやすくなります。毎日のケアの考え方は夜のバストケアでも紹介しています。
ナイトブラのつくりと、研究の状況
| ナイトブラのつくりで期待しやすいこと | 一般的なナイトブラでは、研究で確かめられていないこと |
| 寝返りや横向きのときの揺れ・寄りを、包んで抑える | 外したあとも続く、バストの大きさや形の変化 |
| ワイヤーやホックが体に当たらず、着けたまま休みやすい | 垂れの予防 |
| 何も着けないと落ち着かない人の安心感 | 血行やリンパの流れの改善(医療機器の認証を受けた商品を除く) |
| 脇や背中のお肉をカップに収め、着けている間の見た目を整える | 睡眠の質の向上 |
商品ごとの設計や機能は、各商品ページの説明でご確認ください。
寝るときに気をつけたいこと
こんなときは見直しを
- 深呼吸すると苦しい、朝起きるとくっきり跡が残っている(サイズが小さい可能性)
- 寝返りのたびにずれ上がる(サイズが大きい、アンダーが細い可能性)
- かゆみや赤みが出る(素材や縫い目が合っていない可能性。使うのをやめましょう)
- ワイヤー入りの日中用ブラのまま寝ている
寝るときは、ワイヤーのないやわらかいタイプを、締めつけを感じないサイズで選ぶのが基本です。お悩み別の対処はナイトブラのお悩み解決にまとめています。
商品名の言葉と、商品ページで確かめたいこと
ナイトブラの商品名には、「バストアップ」「育乳」「美胸」「バストキープ」などの言葉が使われていることがあり、SHIROHATO(白鳩)で扱う商品にもあります。こうした商品は、寝ている間や着けている間のバストの位置を支えるための工夫がされていることが多く、そのつくりは商品によってさまざまです。
| 商品ページで見かける工夫の例 | 確かめたいポイント |
| パワーネットや太さの違うゴム | どこに使われ、横流れやずり上がりをどう抑えるつくりか |
| 補整パターン・脇高のカップ | 脇や下方向へのバストの流れを、どの範囲まで包むか |
| クロスベルト・フロントホック | 寄せ方やフィット感を調整できるか |
| 幅広の背中・Y字バック | 背中や肩まわりの着け心地、姿勢を意識しやすいつくりか |
| 磁気治療器を組み込んだもの | 管理医療機器の表示や認証番号、使用上の注意 |
選ぶときは、商品名の言葉だけで判断せず、商品ページで具体的なつくり・素材・サイズの範囲・お手入れ方法を確かめるのがおすすめです。読みもの「知る」では、体への効果は断定せず、つくりの違いを中心にお伝えしています。
ご注意
この記事は、ナイトブラについての一般的な情報です。商品ごとの機能は各商品ページの説明をご確認ください。胸のしこりや痛み、皮膚の異常など気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関にご相談ください。
よくある質問
ナイトブラで胸の垂れは防げますか?
一般的なナイトブラを着けて寝ることで胸の垂れを防げるかどうかは、研究ではまだ確かめられていません。胸の形の変化には、年齢や体重の変化、妊娠などさまざまな要因が関わるとされています。一方で、寝ている間のバストの横流れやずれを抑えるための設計がされた商品もあります。商品ごとのつくりは、商品ページでご確認ください。
ナイトブラでバストアップしますか?
着けるだけでバストそのものが大きくなるかどうかは、研究では確かめられていません。商品名や説明にある「バストアップ」「育乳」などの言葉は、カップの形や補整パターン、パッドなどで着けている間のバストを支えたり寄せたりする、つくりやシルエットを表していることが多くあります。どのような設計かは商品によって異なるため、商品ページで確かめて選ぶのがおすすめです。
ブラを着けて寝ると体に悪いですか?
ブラの着用と乳がんの関係を調べた研究では、着用時間やワイヤーの有無とリスクとの関連は見られませんでした。ただし、きつすぎるブラやワイヤー入りのブラは、寝ている間に体に当たって眠りにくくなることがあります。寝るときは、ワイヤーのないやわらかいものを、締めつけを感じないサイズで選びましょう。痛みやかゆみがあるときは使うのをやめてください。
ナイトブラは着けたほうがいいですか?
着けなければならないものではありません。寝ている間の揺れや横流れが気になる人、何も着けないと落ち着かない人が、楽に休むために選ぶ下着です。着けて眠りにくく感じる夜は、無理に着けなくてかまいません。
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