このページでわかること
- ストラップレスブラ・チューブトップ・ベアトップ・貼るブラ・ビスチェの違い
- オフショルダー・ベアトップ・背中あき・キャミワンピなど、服に合わせた選び方
- 落ちない・ずれないためのサイズとつくりの見方
- 貼るタイプを使うときの肌の注意と、お手入れ
もくじ
- ストラップレスブラとは? 支えるのはアンダーとカップ
- チューブトップ・ベアトップ・貼るブラ・ビスチェとの違い
- 服に合わせた選び方
- 落ちない・ずれないための選び方
- 着け方のこつ
- 貼るブラを使うときの注意
- お手入れと保管
- よくある質問
ストラップレスブラとは? 支えるのはアンダーとカップ
ストラップレスブラは、肩ひもなしで着けられるブラです。普通のブラは、胸の重さをアンダーベルトと肩ひもで分け合って支えています。肩ひもがないストラップレスブラは、その分をアンダーベルトの締まりとカップの形、内側のすべり止めで受け持ちます。
そのため、ストラップレスブラは「アンダーが合っているかどうか」で着け心地が大きく変わります。普段のブラと同じサイズで落ちてくると感じるときは、サイズかつくりが合っていないことが多いので、後半の選び方を参考にしてください。
肩ひもを付け外しできる2WAYや、肩ひもの付け方を変えられるマルチウェイのブラもあります。普段は肩ひもあり、肩を出す服の日だけ外す、という使い方ができるので、1枚目に選ぶ方も多いタイプです。
チューブトップ・ベアトップ・貼るブラ・ビスチェとの違い
肩ひものないインナーには、ストラップレスブラのほかにもいくつかの種類があります。名前が似ていて迷いやすいので、違いを表にまとめました。
| 種類 | つくり | 良いところ | 気をつけたい点 |
| ストラップレスブラ | カップとアンダーベルト、ホックで支える。ワイヤー入りとノンワイヤーがある | 胸の形を整えやすい。サイズを細かく選べる | アンダーが合わないと落ちやすい |
| チューブトップ(バンドゥ) | 筒の形の伸びる生地を胸に巻くように着る。パッド入りが多い | かぶるだけで手軽。締めつけが少ない | 形づくりは控えめ。動くと下がってくることがある |
| ベアトップ(ベアトップブラ) | チューブトップより丈が長めで、カップ付きのものが多い。キャミソールの肩ひもを外したような形 | 胸からみぞおちまで覆うので、見え方が落ち着く | 丈がある分、トップスによってはひびくことがある |
| 貼るブラ(シリコンブラなど) | 粘着面のあるカップを胸に直接貼る。アンダーも背中のベルトもない | 背中や脇が大きくあいた服でも見えにくい | 汗や肌の状態で貼りつく力が変わる。肌に合わないことがある |
| ビスチェ | ウエストまでの長い丈で、芯が入ったものもある | 胴まわりで支えるので安定しやすい | 丈が長く、着られる服が限られる |
ビスチェは、ブライダルやドレスの日のインナーとして選ばれることが多い種類です。ドレスに合わせる場合はブライダルインナーの選び方も参考にしてください。カップ付きのキャミソールやタンクトップはブラトップ、胸だけを覆う短い丈のかぶるタイプはハーフトップと呼ばれます。
服に合わせた選び方
肩ひものないインナーを選ぶときは、まず合わせたい服のどこが見えるかを考えると選びやすくなります。
| 服 | 見えやすいところ | 合わせやすいインナー |
| オフショルダー | 肩、鎖骨まわり | ストラップレスブラ、肩ひもを外せる2WAYブラ。ゆったりした服ならチューブトップ |
| ベアトップ・チューブトップの服 | 肩、脇、胸の上 | 脇まで布の高さがあるストラップレスブラ、ベアトップブラ。胸元からのぞいてもよいレースのチューブトップ |
| 背中が大きくあいた服 | 背中、肩甲骨のまわり | 貼るブラ、背中のベルトが低い位置にくるストラップレスブラ |
| キャミワンピ・細い肩ひもの服 | 肩ひものまわり、脇 | ストラップレスブラ、肩ひもを付け替えられるブラ。カップ付きのキャミソールを重ねる方法も |
| 胸元が深くあいた服 | 胸の谷間まわり | カップの浅いストラップレスブラ、胸元を隠すブラカバー |
キャミワンピやノースリーブの日は、カップ付きのキャミソールを1枚重ねる方法もあります。キャミソールとブラトップの違いはキャミソールの選び方で紹介しています。胸元のチラ見えが気になるときは、ブラカバーを重ねる方法もあります。
肩ひもを外せるブラの中には、透明な肩ひもが付いているものもあります。肩ひもがまったくないと落ち着かない方や、胸が大きくて肩でも支えたい方は、透明の肩ひもを使うと、肩を出す服でも目立ちにくくなります。ただし、光の当たり方によっては見えることがあるので、出かける前に鏡で確かめておくと安心です。
夏の屋外や、ダンスなど体を大きく動かす場面では、汗でベルトが下がりやすくなります。動く予定がある日は、すべり止めが付いたものや、ベアトップのように覆う面積の広いものを選ぶと落ち着きやすくなります。
落ちない・ずれないための選び方
ストラップレスブラが落ちる・ずれると感じるときは、次のところを見直してみてください。
落ちにくいストラップレスブラのチェック
- アンダーは少しきつめに感じるくらい:肩ひもがない分、アンダーベルトで支えます。いちばん外側のホックで留めたときに、ベルトが体から浮かないものを選びます
- 内側のすべり止め:カップの上端やアンダーの内側に、シリコンのすべり止めテープが付いているものは、動いても下がりにくくなります
- ワイヤーと脇の芯:ワイヤーや、脇に縦に入ったサイドボーンがあると、ベルトが丸まりにくく、胸の重さを受け止めやすくなります
- アンダーベルトの幅:幅が広いほど、体に当たる面が広くなり、位置が決まりやすくなります
- カップのすき間:カップの上にすき間があると、そこから下がりやすくなります。形がしっかりしたモールドカップは、胸の形に合っているかを鏡で確かめます
サイズは、普段のブラと同じカップを基準にしながら、アンダーを優先して合わせるのが基本です。アンダーがいちばん内側のホックでも浮いてしまうときは、ひとつ小さいアンダーにして、カップの大きさが近いサイズを選び直す方法もあります。選び直し方はブラのシスターサイズ早見表、測り方はサイズガイド(測り方とサイズ表)で紹介しています。
着け方のこつ
- ホックを留めたら、ベルトを体の前で少し下げてから後ろへ回し、背中で水平になる位置に合わせます。
- 前かがみになって、脇や胸の下の肉を手でカップの中へ入れます。
- 体を起こして、カップの上端が胸に沿っているか、すき間がないかを鏡で確かめます。
- 腕を上げる、前かがみになる、軽く体をひねる、と動いてみて、下がってこないかを確かめます。
着けてから時間がたつと、体温と汗でベルトが少しずつ下がることがあります。長く外出する日は、着る前に背中で位置を決めておき、途中で一度直せるようにしておくと安心です。ブラの各部分の名前と役割はブラジャーの構造と部位の名前にまとめています。
貼るブラを使うときの注意
貼るブラは、粘着面を肌に直接貼って使います。肌に合わないと、赤みやかゆみが出ることがあります。使う前に、商品の説明に書かれた使い方と注意を確かめてください。
貼るブラを使う前に
- 貼る前に肌の汗や皮脂をふき取り、乾いた状態にする。保湿クリームやボディオイルを塗ったあとは貼りつきにくい
- 日焼けしたあと、傷や湿疹があるときは使わない
- はじめて使うときは短い時間から試す。長い時間続けて着けない
- 汗をたくさんかく場面では、はがれやすくなることがある
ストラップレスブラのすべり止めテープも、汗をかくと肌に当たる部分がこすれて気になることがあります。肌が敏感な方は、すべり止めの幅が細いものや、布で覆われているものを選ぶと当たりがやわらぎます。
着けていて肌に赤みやかゆみが出たときは、使うのをやめて様子を見て、続くときは皮膚科に相談してください。製品評価技術基盤機構(NITE)は、下着に使われていた成分でかぶれた事例を調べて報告し、異常が現れたら使うのをやめて医療機関にかかるよう呼びかけています。医師・医療機関の指示を優先してください。
お手入れと保管
ストラップレスブラは、洗濯表示を確かめてから洗います。ブラジャーには、使っている繊維の組成と取り扱い方法、表示した会社の連絡先を表示することが、家庭用品品質表示法にもとづく規程で決められています(消費者庁)。洗濯機で洗うときはホックを留めて洗濯ネットに入れ、ワイヤーや芯が曲がらないように形を整えて陰干しにします。すべり止めのシリコンは熱に弱いものがあるので、乾燥機は避けましょう。
貼るブラは、商品の説明に書かれた方法で粘着面をやさしく洗い、粘着面を上にして乾かします。乾いたら付属のフィルムやケースに入れて、ほこりが付かないようにしまいます。洗い方の基本は下着の取り扱い方と洗濯方法で紹介しています。
肩ひものないインナーは、チューブブラ・ストラップレスブラのほか、チューブトップ、ハーフトップ・ベアトップ、ヌーブラ・シリコンブラの一覧からも探せます。
チューブトップブラの一覧を見る
よくある質問
ストラップレスブラが落ちてくるのはなぜですか?
多いのは、アンダーがゆるい、カップと胸の間にすき間がある、すべり止めや脇の芯がないつくりで胸の重さを支えきれていない、といった場合です。アンダーがいちばん内側のホックでも浮くようなら、ひとつ小さいアンダーを試してみてください。
チューブトップとストラップレスブラは何が違いますか?
ストラップレスブラは、カップとアンダーベルト、ホックで胸を支えるブラです。チューブトップは筒の形をした伸びる生地を胸に巻くように着るもので、パッド入りのものも多くあります。チューブトップは手軽で締めつけが少なく、ストラップレスブラは形づくりと支えに向いています。
オフショルダーの服にはどのインナーが合いますか?
肩が出るだけで背中や胸元が大きくあかない服なら、ストラップレスブラか、肩ひもを外せる2WAYのブラが合わせやすいです。ゆったりした服で胸元の形を気にしないなら、チューブトップでも過ごせます。
貼るブラは何回くらい使えますか?
商品によって違います。粘着面の扱い方や使える回数の目安は、商品の説明で確かめてください。汗や皮脂、ほこりが付くと貼りつく力が弱くなるため、使ったあとの洗い方と保管のしかたが長持ちに関わります。
胸が大きくてもストラップレスブラは使えますか?
D・E・Fカップ以上を展開しているものもあります。胸が大きい方は、アンダーベルトの幅が広いもの、ワイヤーや脇の芯が入ったもの、内側にすべり止めが付いたものを選ぶと、着けているときの安定感を得やすくなります。
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